最終巻最終話の麗子の様子をまとめ
週刊少年ジャンプでも歴代最長の連載期間を誇り、単行本200巻で華々しく完結した「こちら葛飾区亀有公園前派出所」ですが、
そのヒロインである麗子の最終巻最終回での様子をまとめてみました。
あまり麗子にスポットがあたったストーリーではなく、キャラの人気ランキングのりの最終回でしたが、
その内容をまとめてみます。
最終話で麗子にスポットが当たらず残念。
もっといままでのスタイルと昔のキャラを大切にしてほしかったと思いました。
あらすじ
こち亀最終回「40周年だよ全員集合」の麗子は漫才スタイルで登場です。
お笑い芸人の修行をした中川と麗子の漫才衣装でストーリーは始まります。
最終回は、こち亀復活キャラベスト10ということで1巻から200巻までの登場キャラの中で復活してほしいキャラランキング発表という形式です。
ランキングといいつつも、読者投票していないことが原作中でも明かされます。
深夜のヒットチャートと同様にランキングの集計データは謎に包まれているとのこと。
最終的に、第一位は両さんということで長期連載お疲れ様を込めて大原部長から表彰状が贈られるなどのメタ表現をはさみつつ、
祝賀パーティーで一時離席した両さんがいない間に勝手にパーティーを始め陰口を叩く大原部長。
それを聞いた両さんは、料理につばをかけて話は終わります。
このオチは、週刊誌で掲載されたオチと単行本とで異なり、
週刊誌本文上では見開きでキャラクターが読者に対してお礼を言う形で終わります。
https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2016/09/17/kiji/K20160917013372490.html
引用:https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2016/09/17/kiji/K20160917013372490.html
最終回に登場する麗子のシーンは?
肝心の最終回での麗子は、40年に渡る連載の中でキャラクターが変化するという話題の中で、
両さん「麗子だって変わったぞ」
麗子「それはキャラの成長よ」引用:こちら葛飾区亀有公園前派出所200巻より
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というやりとりが登場するのみで、麗子にスポットがあたるシーンはありませんでした。
感想
こち亀の全巻を読んできた管理人としては、今回の最終回は少し不満が残る内容でした。
やはりこち亀といえば、両さん、麗子、中川、部長が派出所からスタートし、ドタバタ劇を進めていくストーリーが基本ですし、
最終巻最終話でそれほどスペシャルな感じを出す必要はなかったかなと思います。
むしろいつものメンバーがいつもどおりのやり取りをしたほうが、こち亀らしかたのではないかなと思います。
こち亀後期は新キャラも続々登場し、正直新キャラの掘り下げも十分できていないと思いますし、
それまでのキャラに比べて記憶に残りづらいかなと思います。
作品後期は画風も線が細くなり、新キャラは流行りを取り入れるスタイルになったため、印象に残りにくかったのかなと思います。
海パン刑事とかかなり強烈ですよね。
まとめ
こち亀最終巻の最終話のあらすじと麗子の登場シーンについてまとめました。
長年こち亀を愛読している管理人としては、もう少し過去のキャラクターや派出所のメインキャラクターを掘り下げて、
いつもどおりのこち亀で締めてほしかったと思う内容でした。